待ちに待っておりました、3月のライオンの映画実写化!
田舎の映画館なのでそもそもの人数が少なかったのですが、みなさん見られたでしょうか。
気になっている人は是非映画館に足を運んでみてくださいね!

では早速ネタバレを。

本文は内容全てを含みます。

まだ映画見てない、これから見る予定のある人はご注意下さいね。

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3月のライオンの映画 前編の内容ネタバレ

◆前篇で盛り込まれた内容◆

◎大切な出会いシーン

冒頭は零の両親と妹のお葬式のシーンから。
そこにきた「幸田」義父。

「君は 将棋が 好きか?」

静かなシーンでしたが、零にとってこの問いかけはすべての始まり。
昔を思い出しながらいつもの通りに将棋会館に出かける零。

対局は義父、幸田との戦いだ。
静かなシーンながら、言葉数少なく進むのは漫画の世界そのものに見えました。

義父に勝ったことで複雑な気持ちを晴らすように連れて行かれた飲み屋で
様々なことを思い出してヤケになってお酒を飲んでしまう。
そして道に倒れているところへ、あかりが登場。

「おとうさん ごめんなさい」

そんな言葉を泣きがならつぶやく姿に、あかりは放っておけなくなったのか家に連れ帰ることに。

目が覚めると「もも」が覗いている。当たり前のように「桐山零くんおはよう!」とあいさつをする姉妹たち。
なかなかドタバタな朝の様子がリアルに描かれています。

漫画では幸田義父との戦いのあと、携帯にメールがきて川本家で食事をするという1話でしたが
つまり、漫画ではすでに出会っている前提で話が書かれていますが
映画ではそこが違って、初めて会ったのが義父との戦いの後、ということになります。
でもとても自然な流れでした。

◎学校でのシーン

担任は今カルテットでも人気の高橋一生。
なかなかいいポジションと軽さ(笑)で存在してくれていて、見ていてほっとする登場人物でした。

気を使わなくても一緒にいられる雰囲気で、零の仕事や将棋についてを知っていてくれている、そこがいいですね。

屋上でお弁当を食べながら「俺より実は給料いいんじゃない」というシーンや
島田VS後藤の戦いに送り出す姿は零にとって心強い味方。

漫画の原作でも零にとっての大きな存在ですが、映画でもその存在感を発揮しています。

◎香子が特に多く出てきた印象

漫画でも確かに香子はそれなりに出てきますが、映画の方が多く出てきている印象。
幼少期の香子と零、歩らの3人の関係性や家での雰囲気、香子が真剣に将棋のプロになりたかったという気持ち。
漫画ではそこまで香子の将棋熱を感じることはなかったのですが
映画で見ると「将棋が好きだった、だからこそ零の存在が許せない部分があった」ように思います。

零が後藤と言い争って零が殴られるシーンは、あかりたちは見ていなかったと思いますが
映画ではみんなで行った初詣のシーンで後藤と香子が一緒にきているところを咎め、殴られます。
そこへやってきた川本家たちの前で、香子が「今度はこの家族なんだ。他人の家族に入り込んでバラバラにする」
と恨み節で言い放ちます。

と思えば、零の家にあがりこんだ時、零に「どうするの」と聞かれ
「どうしたらいいんだろう、怖い」という弱い一面も見せています。漫画より香子の描写が丁寧かもしれません。

◎後藤の存在感

冒頭、宗谷VS後藤の対局が境内で行われます。すごい荘厳で、数多く対局のシーンが出てきますが
え、こんなにカメラのフラッシュとか記者とかいるの?って驚くほどいます。
あんな沢山の人に囲まれたら気が散りそうな中、対局をするのか・・・とびっくり。

後藤は香子と一緒にいるシーンも多いのですが、病院に入院していて目を覚まさない妻のために
保湿剤などを塗ったりしているその表情が哀愁ただよっていました。

◎島田との対局

これは必ず描くべき一つでした。
やはり零の今後を左右する存在ですから。
島田に勝てば後藤との対局だ、と後藤への私怨で燃えに燃える零。
研究に研究を重ねるが、島田もA級棋士。簡単に勝てるわけはありません。

ここでちょっと「え?」となったのが
零が「このままじゃ負ける」と気付いた時、焦って視野が狭まってしまうと
何故か島田の心の声が零に語りかけ、深呼吸をしろ、というアドバイスをもらうわけですが・・・

テレパシー?ちょっとリアルさに欠ける演出だったかもしれません。

また、この後対局に勝ち、後藤との対局では両者にらみ合いのおやつタイムをみんなに見られていましたが
島田さんの胃痛持ちの描写と神経が磨り減らされている演出はかなりリアルでした。

漫画では、二階堂が零の頭をかち割ってほしい、と島田に頼み、お互い研究会に入るタイミングを見計らっていたのですが
映画では島田との戦いに勝って疲れているところへ駆け込み、零が一方的に島田の研究会に入れてほしい、と頼むシーンで描写されていました。

◎二階堂の存在感

二階堂もまた3月のライオンになくてはならない存在。
明るくてにぎやかな雰囲気そのままに、漫画のイメージそのもの。
新人戦で山崎との戦いで持病のため倒れ、入院してしまいましたが、入院中も将棋から離れることなく過ごしています。
新人戦の決勝戦は零VS山崎となりましたが、零がその決勝でついカッとなってしまい
その勢いで一手を打とうとしますが、そこでテレビの解説で流れた
「もっと自分を大事にしろ!桐山!」と叫ぶ二階堂が零を思いとどまらせます。

また二階堂の送迎の車はかなり高級!何あの長さ(笑)これまた車内にはすごい高そうな将棋盤も置いてあります。
こんな友達いたらいいな。

二階堂についているじいやもとってもいい感じです。

◎島田VS宗谷の師子王戦

これも描かれる重要な対局間違いないと思っていました。
宗谷は前篇すべてを通してほぼ静かに、セリフも少ないのですが
飄々とした雰囲気が強さを物語ります。
本当はまだ手があったのに、その強さに気圧され、そして見逃した1手。
誰もが「宗谷の勝ち」だと確信していたのですが
勝機がまだあると気づいていたのは宗谷と零のみ。

島田は勝てるはずだった一手を見逃して負けてしまいましたが、そこに将棋の勝負の世界の難しさを感じます。

◎零VS山崎の新人戦

最初は山崎への「二階堂との勝負を千日手に持っていったのは、二階堂の体が不調だと知っていたから」
と怒りを感じている零でしたが、勝負の途中に二階堂の「もっと自分を大切にしろ!」
というセリフを思い出し、着実に勝利へと進めて行った零。
しかしその中で、山崎もまた、しがみついてもがいてここまできたんだ・・・と思うのです。
山崎の最初は余裕そうな表情も、零の気持ちが切り替わったあたりから動揺を隠せず敗けへと進んでしまうようでした。

◎零の幼少期と幸田家でのシーン

映画で多く出てきたのがこの幸田家のシーン。
香子らとの将棋や、弱い、才能もゼロ!と罵られ泣くシーン、
そして強くなり香子を負かした時に香子にひっぱたかれるシーン。
家を出ていくきっかけとなった「私はプロになりたかったのに!」と
父から将棋をやめて別の人生を歩けと奨励会を辞める事になったシーン。

漫画では描かれていてもそこまで量多くはなかったと思いますが
映画ではかなり描かれています。零の幼少期を演じている子役が可愛らしいです。

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俳優陣への感想

なんといっても神木君、とっても桐山零にぴったりでしたね!
食の細くて体も細い感じや、憂いのある雰囲気、そして若いのに若さをあまり感じないような部分まで(笑)

将棋へ打ち込むために必死な姿もまるでそのもの。

川本家での遠慮しつつも馴染んでいる姿や、香子の前でどう接していいか迷う姿がリアルでした。

川本家の3人は、思ったより合っていましたね。
特にひなたの明るい感じや、あかりのほんわり感、ももの可愛さもポイント。
叔母の美咲も漫画よりも頻繁に川本家に出入りしているようなイメージを受けましたが、気のせいかな。

二階堂役の染谷さんは「いや~ここまで二階堂になれるってすごい」と思いましたね(笑)

佐々木蔵之助さんの島田さんは、初見「やばいくらい島田」と思いました、老け具合っていうのかな・・・
漫画で見る島田さんがこんなにリアルとは。期待以上すぎました。

また香子に関しては、有村架純ちゃんでしょ~?と思っていたのですが、とんだ失礼でした。
本当、今までの雰囲気から一変、あの香子の毒を孕んだような女性の雰囲気を見事に演じていました。

後藤は伊藤英明さんでしたが、ごつい感じや強そうな雰囲気もまたマッチング。
入院中の妻の手をさするその表情の複雑さが、後編で明かされるのでしょうか?

俳優陣らはみんなクオリティ高いな!と驚きばかりでしたが
ミスミらはもうちょっと背の高い感じがよかったかな~と思います。個人的には、。

3月のライオンの映画 前編のグッツ

映画用グッツもハンカチとかペン、マスキングテープ、扇子など色々ありました。

その中でも購入したのがこちら。

特別号とかいう新聞みたいなやつと、神木くんのインタビューの雑誌

新聞は24面に渡って3月のライオン絡みで350円、雑誌はインタビューのものです( ´∀`)

まとめ

多少漫画とは違う時系列だったり、香子や幸田家での過去の描写が多いものでしたが
基本的には漫画に忠実。

神木君の自然な演技が光りつつ、周りの演者の凄さを感じるものでした。

映画の最後は後編の予告がはいり、漫画ではまだ描かれていなさそうな部分などもありそうでした。
後編は4月22日、最後まで見届けたい3月のライオン。是非見てみてください!

ちなみに現在、Huluで映画3月のライオンの予告編が見れますよ!

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